知っておきたい「スモールM&A」と債務超過企業の売却可能性

〇 スモールM&Aとは何か?〇

 スモールM&Aとは、取引規模が数千万円から数億円程度の中小企業向けのM&A(企業の合併・買収)のことです。従業員数十名程度の中小企業が対象となり、大型M&Aと比べてより身近で実行しやすい規模として注目されています。

 主な目的は事業承継問題の解決です。経営者の高齢化や後継者不足が深刻化する中、第三者への事業継承を通じて会社を存続させる手段として活用されています。

・売り手企業のメリット

 後継者不在問題の解決: 親族や社内に後継者がいない場合の現実的な選択肢となります。

計画的な引退: 望むタイミングで事業を離脱し、老後生活の設計を立てることができます。

個人保証からの解放: 銀行借入の個人保証から解放され、経営者個人のリスクを大幅に軽減できます。

・債務超過企業でも売却できる理由

「赤字だから売却は無理」と諦める必要はありません。債務超過や赤字企業でも売却可能なケースがあります。

事業価値と財務状況は別物です。 買い手企業は以下の価値に注目します

  技術・ノウハウ価値: 特殊技術や独自のノウハウ

  顧客基盤価値: 安定した顧客関係や継続契約

  人材価値: 優秀な技術者や専門スタッフ

  立地・許認可価値: 好立地の不動産や取得困難な許認可

・成功のポイント

 事業価値を明確にし、適切な買い手を見つけることが重要です。売却を検討される際は、まずは専門家にご相談ください。REコンサルティングでは、M&AのFA業務を通じて、お客様の事業承継をサポートいたします。