許認可業者のM&Aで見落としがちな「人的リスク」とは?
「建設業許可を持つ会社を買収したいのですが、注意点はありますか?」
許認可事業の買収では、通常の財務・法務DDに加えて「人的リスク」の検証が極めて重要です。なぜなら、許認可事業の継続には「有資格者の存在」が不可欠だからです。
★最も注意すべき人的リスクとは・・・
建設業許可を例にとると、営業所ごとに「専任技術者」、会社全体で「経営業務管理責任者」の配置が法的に義務付けられています。これらの有資格者が退職してしまうと、許可の維持ができなくなり、最悪の場合は事業停止に追い込まれる可能性があります。
◎実際によくあるケース
・専任技術者が高齢で、買収後まもなく退職してしまう
・有資格者が親族経営で、買収に反発して辞めてしまう
・経営業務管理責任者の要件を満たす人材が社内にいない
・複数の許可を一人の技術者に依存している
◇買収前にチェックすべきポイント
有資格者の年齢と勤続年数
資格者の買収に対する意向確認
後継者の育成状況
資格者への依存度(一人が複数許可を担当していないか)
REコンサルティングでは、許認可事業のM&Aにおいて、法務・財務面だけでなく、こうした人的リスクの検証も含めたデューデリジェンスを行っています。許認可事業の買収をお考えの際は、ぜひ専門家にご相談ください。
買収後に「こんなはずではなかった」とならないよう、事前の十分な検証が成功の鍵となります。


